りんてつ倶楽部 作業日報

5月作業日報

2018年度 1回目の活動報告です。

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GW中日の活動でしたが、降ったりやんだり、生憎のお天気です。


さて、昨年度末から、132号機はこんな状態になっています。
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エンジンを下ろし、最近132号機が表舞台に出られていなかった原因、クラッチの修繕です。
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症状や分解した結果から、クラッチの磨耗が原因と判断しまして、冬の間に業者さんへ
クラッチの張替えを依頼していました。

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クラッチは乾式多板クラッチと呼ばれる仕組みのものです。
クラッチディスクと相手プレッシャープレートを複数枚組み合わせ、力の伝達を調整しています。

一方、エンジンを外すために取り外したラジエターですが
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下側の台枠との固定部がバキッと割れてしまっています。
取り外したときにやってしまった・・・と思っていたのですが、過去の132号機の写真で
現役時代に横転事故を起こしているものが見つかり、おそらくその時点でここを溶接修繕したものの
不完全だったのではないかと推測しています。

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力のかかる場所ですので、裏から鉄板をあてがい、ボルトを埋め込んで固定します。

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せっかくエンジンを下ろしたので、普段では手を出さないところのクリーニングも実施しています。
今まで黒だと思っていたミッション、オイルの地層から出土したのは緑色。50年ぶりに出てきた地の色みたいです。

今期は132号機の再塗装なども実施する予定です。


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10月作業日報

10月の作業日報です。

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朝晩の気温も下がり、木々も一部色づいてきました。
もう少しで紅葉も見ごろです。


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あの御嶽山噴火より、早くも3年がたちました。
松原の車庫を見下ろす、晴れていれば御嶽山が見渡せる丘の上に
慰霊碑が完成しています。

今回の活動日はちょうど3年にに近い日でしたので、われわれの作業中も
多くの方が慰霊にいらしておりました。


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作業は車両の作業がひと段落しましたので
保線をメインで行いました。

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ポイント部の長枕木も交換です。
敷設時は枕木→レールの順ですので、長くとも問題はないのですが
交換時はレールの脇から差し込まなくてはならないため、路盤を大きく掘り返しての
作業になります。

作業のポイントは「急がば回れ」。
路盤を掘り返す量が少なすぎると、枕木が外れませんので、時間を掛けて
掘り返してから作業をすることがコツです。


一方、No84もちょっとだけですが残っていた作業を。

先日くみ上げたラジエターキャップ、レジンコピーしたノブを
プライマー処理した後、黄色く塗装しました。
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ラジエターに載せて完成です。
同じものを目指して作ったので、当然見た目は変わりませんね。
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さて、直前ですが来月11月4日は毎年恒例の公民館祭り試乗会があります。

試乗会は4日10時から、午前中に6往復の運転が予定されています。
残念ながら線路状況の都合で、今年は試乗距離が短くなってしまう予定です。
当日の状況によりますが、もしかするとモーターカーなどのデモ走行ができるかもしれません。
来場には森林鉄道フェスティバルの記事も参照ください。


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8月作業日報

だいぶ日付が経ってしまいましたが、8月度の活動日報です。


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夏らしいカラッとした天気に恵まれた王滝村です。


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今回持ち込まれたパーツ群
某匠の手によって作られたワンオフ品ですが・・・

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溶接し、ヤスリがけによりエッジを落としまして

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じゃじゃん!
紛失していた84号機のボンネットカバーの止め具の複製品の出来上がりです。

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元から付いていた止め具についても、バネが劣化しておりスムーズに動きませんでしたので
スプリングを新品に交換しました。

これでスムーズにボンネットカバーの付け外しができるようになります!


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一方、こちらでは自転車用のスプロケットとセパレートカラーを組み合わせまして

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車軸からチェーンで回転を取り出し、スピードメーターケーブルを接続できる装置を作りました。
前後進ギアボックスがついており、前進、後進の場合でも一定方向の回転が取り出せます。

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車軸につけたスプロケットの様子です。

本来、速度取り出しはギアボックスなどに付いているはずなのですが、84号機は
いずれの箇所にも痕跡が見えず、入替機扱いの時代に取り外されてしまった可能性があります。
そのため、今回は新設することになり、このような装置を作りました。

現役の頃になぜこうなったかを想像しつつ、復元していくのも面白い作業ですね。


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7月作業日報

7月の活動日報です。

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雨が降ったり止んだり、あいにくの天気の王滝村です。


6/25に、近くを震源とする大きな地震があり、王滝村でも震度5強の揺れを観測しました。
ニュースでも報道がありましたが、村内でもガラスや塀に被害が出たり、常宿にしている民宿でも
お皿が割れたりする被害があったとのことですが、私たちが訪問した時点では、村内にも大きな混乱は見られず
幸いなことに松原ワークス内や公園内の線路に被害はありませんでした。


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活動は朝の打ち合わせから始まります。
持ち込んだパーツや図面で方針を確認していきます。
なんだかスゴイ顔をしてしまっていますが、何を考え付いてしまったのでしょうか・・・

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先日より加工しているラジエターキャップは、ノブの部分をレジンでコピーしました。
ただしプライマーを忘れてしまったため、塗装は次回に持ち越しです。

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なにやら鍋で煮込んでおります。
何をしているのかというと・・・

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エアホースを金具に挿入するため、加熱してゴムを柔らかくしているところでした。
挿入治具が無いため、えんやこらと力技でねじ込んでいます。


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少々脱線し、その日のお昼ごはんです。
活動初日は、途中の「道の駅 三岳」で買い物することが多いのですが
今回のぞいてみると、なにやら「関脇サンド」なるものが。
今大活躍中の木曽出身、御嶽海関の応援メニューのようです。
大きなチキンカツがサンドしてあり、五目いなり共々おいしゅうございました。



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話は戻り、84号機のキャブの様子です。
今回の活動で主な空気配管が完了しました。
圧力計などの配置が終わり、すべての計器パネルが埋まりました。

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同時に電気ホーンで代用していたエアホーンも復活です。
とてもいい音がしますので、次回のお披露目でぜひ体感してください。


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5月作業日報

今年度よりブログをお引越しさせていただきました。
以前の記事もこちらにまとめてお引越しをしております。


ゴールデンウィークに入り、やっと桜が咲いた王滝村から今年の活動もスタートします。

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さて、人手もある、気候も快適ということで、毎度の保線作業から開始です。
今回から新兵器(通称:ブルスコ)を導入しました。

ブルスコ
動画キャプチャ写真ですいません

スコップにロープが付いたブルスコ、写真のように二人で使い
一人が突き刺し、もう一人がロープを引っ張るとアラ不思議、ラクラク作業ができるという逸品!
・・・なのですが、使いこなすにはコツがいるようで、もうちょっと練習でしょうか。


一方、誰が言い出したか「せっかくだから重たい荷物は車両で運ぼう!」という
「名目(重要!)」で保線列車を編成。

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こいつにかかれば重たいタイタンパーも発電機もラクラク移動。
保線もはかどります。

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「ナローのマルタイって無いのかなぁ・・・」って誰か言ってたとか言ってないとか・・・

その他、管理棟前付近での土砂流出によるちょっと危ないことになっていた
ダルマの被害復旧などを実施。

~ビフォー~
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~アフター~
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一部は公園内に進入していたイノシシが泥浴びで土壌を掘り返していたことにも
よるようですので、電気柵による改善を期待です。


一方、車両の作業も進めます。

現在の84号機についているラジエターキャップは、オリジナルではなく借り物です。
そのため、複製する作業を開始します。

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どこかで見たようなことのある、人が踏んでもびくともしない厚さの鉄板を切り取り

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そこに職人技で曲げたフラットバーを溶接し

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上部には大きなワッシャーを溶接して、形をそれらしく整えます。
あとはノブの部分ですね。

そのほか、砂撒き管を取り付けたり
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後部窓の中折締(昔ながらのロック金具)を取り付けたり
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以前の位置ではガラスからブレードがダイナミックにはみ出して動作する仕様だった
ワイパーの位置を調整したりしています。
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昨年のフェスティバルでお披露目させていただいた84号機ですが、外観からは
復活しているように見えるものの、細かいところでは直すところがまだたくさん残っています。
今年前半は、しばらくこの子にかかりきりになりそうです。


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